健康美肌通信:ラジオのキロク(2023/5/12放送)
FMきりしま『プラきりイブニング金曜日』毎月第2・4週の金曜日に出演中!
(ときどきお休みしたり、出演する週が変更になったりします、ごめんなさい)
形成外科アレコレや美肌情報、キャンペーンの案内などがあります、ぜひ聞いてね!
2023年5月12日の放送は、男性型脱毛症(AGA)についてお話しました
男性型脱毛症(AGA)の問い合わせが増加中です!
先日、お笑い芸人の方が医療機関で購入した薬を飲んだら髪の毛が増えた!とSNSに投稿したからなのか
ここ最近AGA治療のお問合せが増えています
そこで当院でできるAGA治療についてお話しました
男性型脱毛症(AGA)原因は?
大きく分類すると3つに分けられる原因によって毛周期のサイクルが乱れることで起こります
① 男性ホルモンの関与
一般的に男性ホルモンは骨・筋肉の発達を促し、毛を濃くする傾向に働きますが、前頭部や頭頂部においては軟毛化現象を引き起こします
② 頭皮環境の悪化
頭皮をきちんと洗えていなかったり、かえって洗いすぎたり、洗ったあと乾かさないことや汗による菌の繁殖や、ドライヤーの熱すぎる熱風による頭皮の乾燥、紫外線などで頭皮環境が悪化すると毛周期が乱れやすくなります
③ 栄養不足
頭皮に必要な微量元素といわれるアミノ酸や亜鉛、セレンなどの栄養素は食事ではなかなかとりにくいものです
その上、口から接種される栄養は内臓機能が先に使用し、皮膚や頭皮にいきわたるのはほんの数パーセントと言われています
残念ながら、これらの原因を特定する検査方法はありません
(例えば、レントゲン撮影すると骨が折れているこが分かるような・・・)
具体的な改善の方法は?
① 男性ホルモンの関与については、内服治療が効果的です
当院では2種類の内服薬を取り扱っています
・フィナステリド(プロペシア)・・・Ⅱ型の還元酵素を阻害し、毛が抜けにくくなります
・デュタステリド(ザガーロ)・・・Ⅰ型Ⅱ型両方の還元酵素を阻害し、毛を抜けにくく太くし、発毛の効果も認められています
ただし、薬ですので副作用はゼロではありません
当院では3か月に1回の血液検査をお願いしています
② 頭皮環境の悪化については、生活習慣の見直しをおすすめしています
洗髪の方法やドライヤーの温度など、ご希望の方には詳しく説明しています
頭皮の血流改善効果や免疫細胞に働きかける低出力レーザーなどもおすすめです
③ 栄養不足については、点滴とサプリメントによる栄養補給をおすすめしています
また外用剤として頭皮に必要なシャンプーやコンディショナー、ミストなどをおすすめしています
気になってる方は診察予約をお願いします
ここでは簡単に記載しています
詳しい内容は診察の際ご説明しております(初診料:3,300円頂戴します)
長年気になっていた方、最近気になり出した方、お電話お待ちしています!
※ちなみにお笑い芸人さんがSNSで発信した薬は、SNSを読む限りでは2種類を合わせて飲む方法だと推測されます
2種類のうち発毛効果が高いほうの薬については、当院では取り扱いがありませんのでご了承下さい